日本文学振興会が主催する第157回芥川賞・直木賞の選考会が19日に行われ、芥川賞は沼田真佑さん(38)の「影裏(えいり)」、直木賞には佐藤正午さん(61)の「月の満ち欠け」に決まりました。
今回は、今後注目されていくであろう芥川賞を受賞した沼田真佑さんについて色々と調べてみました。
沼田真佑のプロフィール
名前:沼田真佑(ぬまたしんすけ)
年齢:1978年生まれの38歳
出身:北海道小樽市
居住;岩手県盛岡市
学歴:西南学院大学卒
現在の居住は、岩手県盛岡市のようですが、中学生頃から3.11の震災前までは福岡県に住んでいたようです。
そして沼田さんは、大学時代に塾講師のアルバイトをしながら小説を書き始めたようです。
この「影裏」は、今年の第122回文学界新人賞を受賞したデビュー作でした。
デビュー作で芥川賞を見事受賞し、早くも今後の活躍が期待される作家さんとなったわけですね。
沼田さんは、「小説は、はっきりしない書き方が今の段階としては好きですね」とおっしゃっていましたので、次回作以降も読者に色々と考えさせるような小説を書いていくのでしょうか(^^)
また沼田さんは、現在親の実家に転がり込んでいるといっていましたので未だ独身のようですね。
「影裏」の内容は?
「影裏」の主人公は、同性の恋人と別れ、東京から岩手に異動して2年になる男性会社員。
医療品会社に勤め、社内に仲の良い友人もできた。だが、その友人は突然会社を辞めてしまう。
そして友人は、東日本大震災の津波に巻き込まれたのか行方不明になる。
その後、その友人の父親から彼の意外な人間性を知らされる。
2人が自分の心の揺れを抑え込むように熱中する釣りの様子や豊かな自然の描写に精彩がある物語。
選考委員の方からは、「3・11を踏まえ、個人の内部と外部の崩壊を描き、大震災を小説にするにはこういう対応しかないのでは、と思わせる。自然描写も優れている。」と震災小説として高く評価され、今回の受賞に至ったようです。
震災を題材としているので、面白いか面白くないかの評価がかなり分かれる内容のようですね。
気になるので早く読んでみたいです。
「影裏」の発売日や予約方法は?
もうニュースなどでみなさまご存知かもしれませんが…本日157回芥川賞直木賞が決定いたしました!
【芥川賞】沼田真佑さん『影裏(えいり)』
【直木賞】佐藤正午さん『月の満ち欠け』芥川賞はまだ単行本が発売されておりませんが、今月下旬に発売予定。予約受付いたします。
— 紀伊國屋書店横浜店 (@Kino_Yokohama) 2017年7月19日
単行本としてはまだ発売されておらず、具体的な日にちはわかっていませんが、7月下旬に発売予定とのことなので、もうまもなく発売されるようですね。
芥川賞を受賞した作品ですので、早く読みたいと思っている方も多いでしょうね~!
こちらから予約は出来るようです↓
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第153回芥川賞を受賞したお笑い芸人ピースの又吉さんが書いた「火花」ように「影裏」もドラマ化、映画化される日が遠くないかもしれませんね!
今後が楽しみです(^^)